Nd:YLFは、主に1047nmおよび1053nmの波長で動作する固体レーザー材料です。高効率、低熱レンズ効果、比較的長い上準位寿命を持つため、精密加工、医療手術、科学研究などの用途に理想的です。
比較的小さい誘導放出断面積
効果的な単一モード動作、高出力、低ビーム発散
出力される直線偏光レーザーは、高効率のQスイッチングや周波数倍増出力に有利
高出力Nd
レーザーシステムの発振器および前置増幅器
仕様 | |
濃度 | 0.01at~3.0at% |
結晶方位 | <100> or <001>±5° |
寸法 | 直径::3~8mm, 長さ:10~120mm（カスタマイズ可能） |
寸法公差 | Φ:+0/-0.04mm,L:+0.5/-0mm |
垂直度 | ≤5′ |
平行度 | ≤10" |
面取り | 0.15±0.05mm |
クリア開口 | ＞95% |
表面品質 | 10/5(MIL-PRF-13830B) |
バレル | 精密研磨、研磨、溝入れ |
平坦度 | ≤λ/10@632.8nm |
波面歪み | 632.8nmにおいて、1インチあたり≤λ/8 |
コーティング | AR コーティング:R≤0.15%@1047,R≤0.15%@1053nm |
損傷閾値 | ≥750MW/cm2 |
光学特性 | |||
レーザー遷移 | 4F3/2→4I11/2 | ||
波長 | 1047nm,1053nm | ||
放出断面積 | E//C:1.8×10-19cm2@1047nm | ||
E⊥C:1.2×10-19cm2@1053nm | |||
蛍光寿命 | 485μs@1.0at%Nd | ||
物理的および化学的特性 | |||
結晶構造 | 四方晶系 | ||
融点 | 825℃ | ||
密度 | 3.95g/cm3 | ||
モース硬度 | 4~5 | ||
ヤング率 | 7.5×1011ダイン cm-2 | ||
引張強度 | 3.3×108ダインcm-2 | ||
熱膨張係数 | <100>:13×10-6/K | ||
<001>:8×10-6/K | |||
熱伝導率 | 0.06W/cm/K | ||
屈折率 | n0=1.443 ne=1.464@633nm | ||
n0=1.448 ne=1.470@1064nm | |||